価値の物差しを失う:クチコミ評価の罠
クチコミの評価って意味あるのか?と疑問に思っています。
モノ・サービスの価値はそれが欲しいかで決まりますよね。値段が高いから価値があるのではない。
クチコミの評価も同じことなのだと思います。
みんな失敗、損をしたくないので、同じ金額を払うならクチコミの評価が高いモノ・サービスを選ぶと思います。しかし、通販サイトやレストラン・地図アプリのお店の評価も値段の話と同じで、評価が高いからその人にとって価値が高いとは限らない。評価数はある程度モノ・サービスが良いか悪いかの指標にはなりますが、最終的には自分で価値を決める必要があります。
先日、食べログ評価3.7ぐらいの町中華に行きました。それなりに高評価だと思うのですが、正直そこまで好みの味ではありませんでした。バーミヤンの方が断然美味しかったんですよね。身をもってクチコミ評価とモノ・サービスに対しての自分が思っている価値が一致しない体験をしました。
私のようにみんなクチコミ評価だけで動いていたら同じ旅行先やレストランに行ったり、本を読んだり映画を見たりになっていきますよね。
そこで思ったのが、クチコミ評価を軸にしてモノ・サービスを選ぶ行動になっていくと、自分でモノ・サービスの価値を考えて決める能力が弱まってしまうのではなということです。
価値の判断能力が弱まってしまうとどうなるのでしょうか。無意識のうちに広告訴求の言いなりになってしまったり、値段だけを気にしてとにかく安いモノ・サービスを買ってしまったり、みんなで同じ町中華に行くことになるのだと思います。つまり、クチコミ評価プラットフォームに「価値の物差し」を奪われてしまうということです。そのようなプラットフォームの評価の計算ロジックは人の行動を変えられるでしょう。
失敗、損をしないためにクチコミの評価を見ているはずが、あまり価値を感じないモノ・サービスを買ってしまい余計に出費が増えるということになるかもしれません。
みなさんは「価値の物差し」を奪われないために、どのような行動が大事だと思いますか?